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パイルドライバー30周年が太かばい!

よかと。

細か話しはよかとたい。

パイルドライバーば太かイベント打つもんね。

インタビューばしてきたばい。

では、パイルドライバー30周年おめでとうの気持ちを込めて、インタビュースタート!!





アソビト それではインタビュー始めます。自己紹介からよろしくお願いします。

パイルドライバー前坂さん (以下前坂)今年30年を迎えるパイルドライバーの前坂です。よろしくお願いします。

アソビト 今年で30年。おめでとうございます。

前坂 そうですね。平成元年の10/8、そこからスタートしてます。

アソビト 駅前にあった店?

前坂 いや、花川町。今彩音があるところ。

アソビト あっちの場所が先やったんすね。俺、駅前からしか知らないです。今回のインタビューで聞きたいのは30周年イベントの事なんですけど、どういう流れで?

前坂 今回のKAMIKAZUの試写会、パイルドライバー30周年第一弾としてのイベントなんですが、、、、国母カズのシグネイチャームービー「KAMIKAZU」がアメリカのトランスワールド社からのサポートで撮影して、今、完成したので試写会込みのワールドツアーを世界7箇所でやってて。世界回った後に、今回の飛騨高山と東京に来る。

アソビト 東京は高山の後ですか?

前坂 東京は後。東京は関係者のみなんで、日本で一般の人が観れるプレミアム試写会は今回の飛騨高山だけです。

アソビト すげぇ。

前坂 なぜかと言うと、今回のムービーに白川村のバックカントリーが入ってるんやけど、その撮影の為に飛騨に滞在した間、こっちのスタッフとか知り合いでサポートしてて。サポートしてくれた恩返しって事で高山で是非って。たまたま30周年とほぼ同じタイミングだったんで、そういう形で30周年イベントって事で。国母カズも来るし、ゲストライダーとして海外ライダーも来るで、凄い一日になると思う。

アソビト 海外の人も来るんですか?

前坂 そう。あと、布施忠。海外からトランスワールドとスペシャルゲスト。

アソビト その時サポートしたのは?

前坂 サポートしたのは弓削とマルちゃん。あとは色んな手配は俺がして。2週間くらいかな、カズの板構ったり、ギギ・ラフの板チューニングしたりとか、そういった形でなんとかサポートして。

アソビト フライヤーで東京と高山だけなんやって知って、、、前坂さん凄い人やったんやなぁって。ティーザー見たんすけど、相当カッコ良さそうですよね。

前坂 一言で表現すると、、、鳥肌がたつ感じ。

アソビト あ、もう見たすか?

前坂 はい。今そのスキルに耐えれる人間ってカズしかおらんくて。世界にも中々そんなヤツは数が少ないと思うんやけど、世界の誰が見ても凄いって思わせる映像であるし。例えたら、野球で言うと、大谷翔平が世界で通用するか?って思われる中、結果出したような。それにスノーボードやる楽しさを足したものをムービーで出したというか。同じ日本人としてここまでできるんやっていう。タイトルが「KAMIKAZU」。日本の武士道の様な物を貫いとるような。ただのスノーボードのビデオって言うんじゃなくて、見た人が自分の人生のターニングポイントとして次に繋がるような、、、これを見る事で、仕事なんかでも途中で諦めずに、追求する事で世界に繋がるってとこまで引き出せるような。これを見ることによって、可能性を感じて欲しい。

アソビト 凄そうすね、、、

前坂 とにかく百聞は一見にしかず。って感じかな。

アソビト 10/18、日下部民芸館で。入場料は?

前坂 1000円。

アソビト 酒とかも飲めます?

前坂 ドリンクは中で。

アソビト てか、入りきるんすか?人。

前坂 本気出したんで、、、。笑。今回本気出したんで、勝手な俺の予想やけど400人位来るんじゃないかと。

アソビト ですよね?各地のライダー、プロショップとか声かけたんすか?

前坂 今回、パイルドライバーの30周年も兼ねとるで、昔のスタッフだったり、色んなとこ声かけたり。30年スノーボードの店とか、地元高山にかけてきた想いもあるで、お世話になった人も呼んだし、自分のために頑張ってくれた人も呼んだ。そういったところを全部含め、感謝をこめて。

アソビト 日下部民芸館に400人入りきるんすか?

前坂 セカンドステージも用意してある。アンツで。100人くらい入れるように段取りしてある。1000円ワンドリンクで誰でも入れます。それ終わったあともう少し色々聴きたいって人の為のステージも用意してあるんで。

アソビト 行きたいな、、、。俺多分、仕事で熊本なんすよね、、、、。

前坂 笑。そっちの段取りもあるでな。笑。これが第一弾で第二弾は今度スケートのイベントやって。今、EBISEN呼ぶ予定でおる。

アソビト ありがとうございます。EBISEN見たいです。ショー・ウェストと話してみたいすね。

前坂 ショーとあの辺は来てもらう。第三弾はミュージシャン呼んで。今年一年、そういった形でやっていこうと。俺が30年やってきたのは高山にあるコンプレックスを払拭するためにというか。高山発信でっていうのを続けてきて。東京で流行ってるからとかじゃなく、、、。そういった形の店を応援してくれたお客さんに還元したいって気持ちで、出来る事を今年一年かけてやりたい。例えばスケートの子達には、スケートのコミュニケーションが広がるような事もしたいし。音楽の子もそう。色んなイベントを通して30周年をやっていきたい。

アソビト 今、スケートなんかはそうなんすけど、下火というか。

前坂 薄まってる感はあるけど、はっきり言って、時代と歳には勝てん。でも、今までもみんな、ずっとそういう環境で色んなチャレンジしてきたわけで。例えば金沢で言うとショーとか、タカシ(ヘリオス)とかが育った様に細かいトコをサポートする事で、次に繋がると思う。諦めない事というか。俺の店でも、それこそ中学校から先輩の70までサポートしてる。出来る事をちょっとでもやってあげるだけ。それこそ30年前から、頑張るというよりは、なるべく自分のペースで出来るようにやっとる。

アソビト そうですね。スケーターの友達と、近々スクールやるぞって話しは決めたんですけど、、、、。なんせ俺、明日から熊本なんで。笑

前坂 笑。まぁ、そういうことやで、、、後は適当に纏めておいて。笑。オマエも忙しいで、この辺で。笑

アソビト ハイ。笑。これぐらい短いと、文字起こし楽です。笑。今日はありがとうございました。

前坂 ウス!気をつけていけよ?笑

アソビト ハイ。笑





てな訳で、10/18、日下部民芸館でやるKAMIKAZU試写会。楽しみですね。
詳しい情報は直接パイルドライバーにお問い合わせ下さい。

インタビューで喋ってますが、今僕は仕事と使用で熊本ばい。

行きたかもん、ば、いけんともん。



俺の代わりに見に行って、感想をまた教えて下さ〜い!



そしゃ、次のインタビューは、ブラッドショット!!

文字起こし済み!!

お楽しみにー!!



店内


店内




  

孤独なライオン

毎度コアなファンからお褒めの言葉を頂いております、飛騨のアーティストインタビュー。
ありがとうございます。
今回はレゲエダンサーの悪でっちYU-TA、名前は知ってる人多いんじゃ無いでしょうか。
ダンスはレゲエのイベントで見れますが、かなりエロい色気がある。
でも喋るとクソ面白い男。そんな印象です。
では、今回、飛騨から世界に挑戦するということでインタビューしてきました。よろしくどうぞー!

---まずは自己紹介からお願いします。
ユータ 悪でっちYU-TAです。レゲエダンサーしてます。
---年齢は?
ユータ 今年で32です。
---ハイキング(グラゼロ)と一緒やったっけ?
ユータ いやいや、マー君(ハイキング)の3つ下で、いっくん(グラゼロ イクミ)の2個下で、ファルコン(レゲエDJ)の1個上です。温(佐藤 温、画家)と一緒です。昭和61年です。
---他に誰か同級生おる?
ユータ うーん、アミちゃん(ギタリスト、音響)あとは、、、
---あんまり(ストリートカルチャー)おらん世代や。
ユータ あんまりいないかもしれないすね。

悪でっちYU-TA


---悪でっちYU-TA、レゲエダンサーとの事で。何故レゲエダンスを始めたの?
ユータ 遅がけから始めたんです、独学で。23〜4かな、、2008〜2009年。
---結構遅いな。レゲエブーム終わった後や。
ユータ そうですね。レゲエブームの時はタオル振ってる側だったんで。
---その当時どんなアーティスト見にいってた?2008年だと湘南の風、三木道三、ムーミンの後か?
ユータ レッドスパイダー、ナンジャマン。湘南の風はオンタイムでは聞いてないんで。レゲエブームの後にコアな人達と別れていった時ですね。
---なんか色んなジャンルでごちゃっとしてた時期なんかな。
ユータ その辺はクラブミュージックは結構きてた時代ですね。箱も毎週パンパンで、CDも売れて、みたいな。
---クラブ全盛の時か。どこで最初にくらったの?
ユータ 僕は新潟ですね。
---そこに繋がるんや。(新潟に現在もユータがレギュラーのダンスイベントがある)
ユータ そうなんです。それでそうなるんです。当時大工やっていて、仕事の出張で新潟いってて。レゲエ自体は高校から聞いてたんですけど、、、まぁ出張で現場と宿との往復に嫌気がさし、爆発しそうで。笑。新潟の街をブラついていたらストリートショップがあり、、、
---ストリップショップ?
ユータ ストリートです。笑。ストリップだったらまた違う人生になってましたね。笑。ストリートショップ、服とか音楽とかスケボーとか。そこの店長と話してて、、、レゲエ好きです、って。そしたらその頃丁度レゲエダンスの現場のDVDとか出だしてて。
---その頃ってレゲエダンスの認知度はどんな?
ユータ ほぼゼロですね。大阪、東京の一部の人だけって感じで。レゲエダンス=女の子が尻ふるまでもいってない。丁度その頃ウサインボルトが走った後にパフォーマンスでナリンガーっていうダンス踊って「なんだあれは」って注目され出してった感じです。で、店長さんにDVD見せてもらって、これとか行ってみ、って言われてフライヤー渡されて。で、その週やってたイベント行ったんですけど、それが今俺がレギュラーでやってるジャミングっていうイベントなんです。
---そこからずっとなんやもな。
ユータ はい。行ってみたら誰がダンサーなのかとかわからんけど、そういうの関係なく、全員が踊ってたんですよ。それまでのレゲエのイメージは音聞いて手あげたり、タオル振ったりだったんですけど、そのイベントは夜のクラブで男女問わず踊る。しかも超汗だくで。笑。凌ぎあう感じが格好良くて。カルチャーショックでしたね、ヤベーって。気づいた時は俺も踊ってましたね。
---初日からガッツリ踊って。
ユータ はい。そのイベントは凄くフレンドリーな感じで、、、友達もできたし。その頃はまだツイッターとか無かったからその場で顔と名前覚えて。
---結構その新潟には長い事おったの?
ユータ 3ヶ月位。その間に5回位イベント行ったかな。
---新潟でクラって、飛騨に帰って来て、、、
ユータ 新潟にいるときに、飛騨のツレ4人位がわざわざ遊びに来てくれて。せっかくやでって一緒にクラブで遊んで。そしたらみんなハマっちゃって。こんなの岐阜にもあるかな?って調べたけどわからず、、、。そんなら自分らでやった方が早くね?ってなって。真似事なんすけど古川のカラオケベックてとこでパーティールーム借りてはじめたって感じです。
---カラオケ屋で始めたんや。笑。まだグラゼロとは繋がってない?
ユータ 今思い出すと恥ずかしすよ。笑。そのカラオケ屋のイベントはビギナーズラックっていう初心者大歓迎の無料イベントだったんですけど、同時期にグラキン(グラゼロがやってたイベント)が始まったんすよ。
---グラキンってその辺からなんや。もっと前から、、、それは爆心地か。
ユータ そうそう。その頃はまだグラゼロの事知らなくて。で自分らのイベントにも結構お客さん来てくれてて。80〜100人位。
---カラオケ屋に?スゲーな。
ユータ 結構カオスでしたね。「クラブ行くのは怖い、けどそういうイベント行きたい」みたいな子がいっぱい来てくれて。県外から来てくれたり。13〜14回やったかな。で、同じ時期にグリーンパークで爆心地があったり、始まったばっかのグラキンも行ったりしてるうちにグラゼロのいっくん、マー君と仲良くなって。
---その時ユータはダンサーやったの?セレクター?
ユータ ないんていうかな、パリピです。
---パリピなんや。笑。オーガナイザーなんやろ?
ユータ 格好良く言えばね。笑。そのカラオケ屋で友達も出来たし輪も広がったし。グラゼロも回しに来てくれたり。ファルコン、DK、馬神も来てくれたし。ラット君、ソウルブレイズも。
---カラオケ屋なのにけっこうなイベントやったんやな。
ユータ イベントやりながらサウンドごっこもやって、ショーケースもやりたいなって感じで、ダンスやろーぜってなって。その頃はもうマイクロも遊びに行ってて。そしたらマイクロの7周年のイベントの時にダンサーで出てくれんか?ってなって。
---そっからダンサーなんや。
ユータ そうです。それが2010年。
---今が2018年、、、最近やな。
ユータ その時始めて、ダンサーとしてアー写(アーティスト写真)撮って、名前決めて。
---その時から悪でっちゆーたなの?
ユータ その時はイベントを4人組のRTRって名前でやってて、ダンサーとして活動する時に3人になったんですけど、名前はそのままRTRでいきました。
---8年前?そこから独学であの踊りなの?凄いな。若い時からダンスやっとるんやと思っとった。
ユータ 本当すか?ダンスは全然。学生の時はサッカーひとすじだったんで。俺的にはダンスは習うもんじゃ無いというか。習いに行くって発想は無かった。
---アミちゃん(ダンスホールガールアミ)より後輩なんやな。
ユータ そっすね。アミちゃんは先輩です。あやマンなんかも、そのビギナーズラックってイベントで遊んでて。その頃は女の子めっちゃ元気で。7〜8割女の子やったっすね。
---やりたい放題やないすか。
ユータ 笑。女の子いっぱい来るから、男も集まる。今じゃ考えられない光景でしたね。フロアの大半女の子だったんで。
---今のレゲエダンサーの体育会系のりじゃなく、、、
ユータ そうそう。みんなで輪になって踊るみたいな。
---今の子たち怖い?もんな。
ユータ 怖いすか?笑。格好良すぎる感じみたいな?まぁ、演者が何を格好良いと思うか、ですね。昔からそういうBADな感じの子はいたんで。クールな。あれはあれで格好良い。

悪でっちYU-TA



---その後は?
ユータ しばらくRTRでやってたんですけど、一人は仕事が忙しくなって抜け、2人になった時に、(方言の)悪でっちの複数系で、悪でっぢにして。その後、残った一人も結婚して抜けるってなった時に悪でっちYU-TAって名前にしたのが2011年です。
---最近やな。俺は店始めた年やな。
ユータ そうなんすか?その頃はイサム君の事知らないすよね?
---知らんと思う。ずっとピンでダンスやっとるイメージやったけど、結構最近なんやな。
ユータ ダンサーの前にお客さんから入ったんで、、、最初の頃はショーケースも年に3本位とか。今は年に50〜60営業いってます。G’JAP-ROCKやってた時は年間の土曜日の数より営業の方が多かったっすね。3連チャンとかザラやったし。一番多い時で70本とか。
--- お、やっとG’JAPの話が出ましたね。
ユータ 長くなるすよ?笑
---長くなるよね?笑。今は G’JAP無いもんな?
ユータ 無いですね。
--- G’JAPやりだした頃には俺はユータと繋がっとったもんな。何となく流れは知ってるけど。
ユータ G’JAP結成は2015年です。2013年に一人で名古屋のダンスバトルのイベント出た時、岐阜から4人出てたんですよ。顔は知ってたんですけど歳も地元もバラバラなんで、現場であっても挨拶程度で、、、挨拶もしんくらいかな。笑。その時はピンだったんで、どの現場いっても全員敵やと思ってたんで。誰よりも自分がボスる(盛り上げる)、って気持ちで。ダンサーの友達作る気なくて。で、そのバトルのイベントは俺以外の3人は初戦敗退、俺が準優勝で。その時審査員やった人に「そろそろユータも自分がゴイゴイやるのも必要やけど、岐阜をまとめた方がいいんじゃないか」って言われて。そんな事考えた事無かったんで、自分なりに考えて。変なコラボするくらいならチーム作ろって。その頃シーン的にもチーム作って、振りを揃えて迫力を出すってのが主流やったし。元々チームの方やってたんで、そっちのが好きなんやけど、解散するの辛かったんでもうあんなの味わいたく無いって思ってたんですけど、、、
---辛かった?
ユータ 辛かったす。笑。純粋に寂しかったっす。
---俺を一人にしないでくれ!って。笑
ユータ 毎週のように一緒に踊ったツレがいきなり居なくなる。仕事とか結婚が理由やでなんも言えんし、、、。車でみんなでワイワイ移動してたのがいきなり一人になる。ツライっしょ?
---だってユータは一人でおれん子やもんな。笑。
ユータ ハイ。笑。いや、一人も好きですよ。
---だってユータは喋ってないと死ぬんやろ?
ユータ それはあります。笑。まぁ、そんな感じでやるからにはちゃんとしたのやりたくて。 その年に大阪の“アタックデン”っていうダンサーチームがジャマイカで世界一獲って。チーム作るならこれに勝つ気持ちのチームじゃないとやりたくないなって。
---そういう気持ちでチーム始めたんや。チームの他の子、hide-cとか?喋った事あんまりないけど、、、
ユータ 郡上、多治見、可児、美濃加茂、高山の5人で、本気でやる気あるならやろう!って。結果的に3年間やったっすね。
---最後は一人ずつ抜けてったの?
ユータ いや、いっぺんにガッと。結構迷ったけど、最終的には、、、なんか、無理矢理やらせたら意味ないじゃないすか。
---そやな。会社じゃないし、社長じゃないし。
ユータ 会社なら良い思いさせればいいけど。そんなんじゃないし。そこは俺も足りてない部分もあったなかなと。
---上下関係みたいなのあったの?
ユータ ありましたね。俺そういうのちゃんとしたい人なんで、キッチリ。笑。締めるところは締める。年は俺が真ん中やったすけど、ダンサーなら実力世界でって事でキッチリと。
---じゃあ、 G’JAPやめるってなった時は、ちょっと違ってきたんや?何かが足りんというか。
ユータ そうですね。覚悟なりビジョン、ウェイトの置き方、、、。方向性の違いとも違うかな、、、終わるべくして終わったかなと。全然今も仲良いし、相当みんなで話し合ったんで。涙、涙の、、、笑。でも目標は実現しんかったけど、解散する年に大阪のダンスのコンテストにエントリーしたら、結成当時に掲げた目標のチームの人が審査員でおる、っていう状況は作れた。結果俺ら2位やったんすけど、、、その後話ししとったら「今日本が求めとるカードは G’JAPとアタックデンやぞ」って言ってくれて。頑張ったかいあった。
---その時の G’JAPってレゲエダンスでは全国区でしょ?ダイレクトも出て。
ユータ そうですね。もっとメンバーみんなに G’JAP利用してもらいたかった。あのメンバーやであれだけやれたと思ってるんで、感謝してます。
---いい感じやったよ。毎回盛り上がっとったし。
ユータ 嬉しいす。惜しまれつつ、、
---惜しまれる暇もない感じやったけどな。
ユータ あっという間やったっすね、結構これからって感じもあったし。
---俺らの時代にも、良い感じに売れ始めたバンドがあって、さぁ今からメジャーデビューだ!ってタイミングで解散したバンドおったの思い出した。
ユータ いますよね。どの時代にも。
---見とる夢の大きさに、メンバーが耐えられなくなる。
ユータ 完全にそれ、あるっすね。
---これこのまま突っ込むと、普通の生活できんくなるって、メンバーの中に一人でもおるとそこで足が止まってしまう。
ユータ 言われたっすもん。「俺には G’JAPは重たかった」って。
---仕事に重きを置いて、その人の10年後、20年後を考えたらその方が正しいかったりする。
ユータ その人の人生ですからね。しょうがない。ただ、その人の人生にちょっとでも携われたのは揺るがない事実なんで。
---これからユータがいい感じなら余計にいーよな。
ユータ はい。そうすれば G’JAPもカッコいいままなんで。胸張ってそう言ってもらえるように思ってます。
---ピンになったの最近やんな?
ユータ 今年頭ですね。でもその時には寂しさとか、メンタル的な迷いは無かったすね。
---今は現場全部ピンで?
ユータ そうですね。コラボしたり。 G’JAPのhide-cは今もやってるんで、そこともコラボしたり。

悪でっちYU-TA



---そして、今回のインタビューのメインディナーのジャマイカの話しにやっといけると。
ユータ そうですね。笑。ここからが山場です。
---今何分や?38分。まだいける。笑。
ユータ ジャマイカ行き、これ凄い展開なんですけど、、、例えばサッカーでも野球でも、プロのあの選手に憧れてって、あるじゃ無いですか。俺もそうだったんです。レゲエダンサーで、「あの人カッコいいな」って人と
活動する。それが今から行くジャマイカです。
---そーなんや。
ユータ 当時、俺が新潟で見たあのDVDに出てた人、その映像の中の人と俺がお互い認め合って、一緒にやるっていう。
---凄いなぁ。まさかDVDの中の人と一緒に踊って、ジャマイカ行く。 G’JAP辞めたで、その話が来た訳やな。
ユータ 完全にそうですね。あっちは待ってましたね。
---その絵を描けるというか、最近思うんやけど、結局は実行出来るイメージが作れるかどうかやもんな。
ユータ 俺は結構そこは根拠のない自信というか。それを掲げてまえば、後はやるしか無い。そうやってやってきたんで。
---逃げずにな。たいしたもんやわ。
ユータ そんな事無いす。でも絶対、誰かが見てくれてる。その時同じとこ目指してる人とかが絶対見てくれて、手を差し伸べてくれる。だからチャンスは自分で作るもんやなと。そのチャンスに気付けるか、と、そのチャンスを活かせるかが勝負やと思う。
---チャンスの女神には前髪しか無い。
ユータ どういう事すか?
---前からめっちゃ可愛い女神が来て掴もうとしても、通り過ぎたあとは後髪がないから掴めん。
ユータなるほど。それありますね。実際、今そうなんですけど、、、。
---じゃあ、今、眼の前にあるチャンスがジャマイカなんやな。
ユータ そうですね。昔憧れやった人と一緒に行くっていう。それがありがたいし。レゲエの本場ってジャマイカじゃないすか。レゲエやってる日本人の中でもジャマイカが全てって人もおれば、そうじゃないって人もいる。俺は後者で、全てじゃないって思ってる。俺、日本人やし、拠点は日本やし、日本のやり方があると思うし。でも、ジャマイカ行ったこと無い奴が、ジャマイカが全てじゃ無いって言うのも説得力ないなと。だから一回行って、ありのままを受け止めようって思ってたタイミングで大阪のそのダンサーから誘われて。
---世界大会に出ると。
ユータ ただ行くだけじゃなくて、大会があるでそれに出ようって。
---ゆうたら日本代表。
ユータ に、なれるかっすね。実際日本からは俺らしか出ないけど。
---どのくらいの規模の大会なの?
ユータ 世界大会すよ。こっちで言うレッドブルの大会みたいな感じです。
---おー、んー、かなりガチな?
ユータ ジャマイカのブーンって会社の企画する、サウンドのクラッシュの大会もあるし、ダンスの大会もある。今ジャマイカで予選をやってて、7月末に決勝なんです。
---そんなでかい大会にいきなり決勝からでれると。
ユータ そうすね。笑。ありがたい事にシード枠で、、、。挑戦しに行ってます。
---こないだ市役所であったもんな。パスポートゲットしてましたね。笑
ユータ これで世界一とれば、今後も変わってくる。日本人には日本人の良さがあるんで、そこを武器にすれば戦えると思う。
---8年前は考えられんかったやろうな。ナンパしとっただけやろ?笑
ユータ いやいやいや、される側だったんで。笑。でも本当、未来は変えるもんやなって思う。
---俺がインタビューした人、みんなそんな感じやもんな。本人がやりたいとこまではいけるみたいです。さて、そろそろ時間ですので、、、締めの言葉を。今後の目標とか。
ユータ お、締めますか。ざっくり言うと、俺にしか出来んことやり続けようと思ってます。ジャマイカでも自分のフィルター通して、いろんなもの吸収してきたい。
---ま、後は文章力で何とかしときます!笑。ありがとうございました。
ユータ インタビュー、全部で1時間50分すね。笑。文章力でなんとかしといて下さい!笑。ありがとうございました!





このインタビューが公開される頃、悪でっちYU-TAはジャマイカです。
悪でっちYU-TA インスタアカウントで最新のジャマイカの様子見れます。是非チェック!
https://www.instagram.com/lion_alone18

ジャマイカ ダンスホール

インタビューは90分録ったんやけど、後半全部カットしました。笑
悪でっちYU-TAなら飛騨、岐阜、日本、世界?を騒がす面白い事してくれると思います。
期待してます!




そしゃ、また!





  

飛騨高山、ジャズにくらう②

残り10日に迫ったヒダジャズフェスティバル、前回に引き続き実行委員会の久田君から話を聞いてきました。



---お疲れ様です。
久田 お待たせしました。

---どうすか?調子は。ポスター貼りまくってるみたいですけど
久田 俺個人では30軒くらい。みんなで200〜300軒くらい。今回は県外に貼ったり、富山、名古屋、京都、、、高山も古い町並みの中にも貼らせてもらって。

--- 地元割のチケット売れちゃったって聞きましたけど
久田 地元割引5000円500枚限定のは売り切れました。追加分6000円のが今100枚くらい。地元の外からが150枚くらいだったかな、、、もうちょっと地元の外から来て欲しいところです。

---地元600枚って、どんな層が買ってるんですか?
久田 40代、50代、が多いかな。意外と60代の人も多いみたい。もしかしたら100人くらいいるかも。昔、原山でジャズフェスがあったんやけど、1976年だったかな。ネットでフライヤー見たら結構エゲツないメンバーが来てた。山下洋輔、、、つのだひろ、、、

---☆入る人?
久田 そうそう、つのだ☆ひろ。笑。当時は若手として来てたみたいな。大御所も来てた。それ見に行った人、手伝った人が今60代で。「昔見に行ったよ」って買ってってくれる。ちなみ40年前のイベント、噂によるとヤンチャやったみたいよ。

---どんなふうに?
久田 とりあえずイベントが決まった時点でPTAの偉い人が抗議に来る。日本中から不良が集まって来るって事で、女性、子供は夜8時以降は外に出たらいけません!とか。

---笑。
久田 うちの親父も見に行ったんやけど、その頃の写真見ると、純白のパンタロンに腰までの長髪。笑。そんな奴等が原山で朝まで遊べば、、、

---ですよね。笑。時代的にも激しい世代やし。てことは、昔悪かった人達がいっぱい来るわけですね。
久田 タモリも来たらしいよ。

---マジすか!?
久田 タモリは山下洋輔の付き人の頃かな。ステージで4ヶ国語マージャンやったらしいよ。

---眼帯しとる頃すよね?ヤバー。今回タモリは来ないんすか?
久田 今回来ないです。呼んでない。笑。

---呼びましょうよ。
久田 呼んでみようかな。40年ぶりにどうですかって。

---じゃあ明日、電話だけしといて下さい。笑。写真も添えて送ってみますか。
久田 どこに送るの?笑。あ、でもタモリ以外でも当時の写真持ってる人いたら見てみたいんで貸して下さいっていいかも。

---インタビュー見た人で写真持ってたら貸して下さい。受け付けは久田屋で。



---今回は最近オープンした旧太郎。でインタビューを録音してるんですけど、オーナーのダイスケ君はジャズフェス行くんですか?
久田 旧太郎。の提供でお送りしています。
ダイスケ 提供してねーわ。笑。こえーわ。

---すいません。ご馳走になります。
ダイスケ ジャズフェスに乗っかっての新手の恐喝やな。笑。スタッフやって言って、女の子もいっぱい集めて。笑。
久田 スタッフはいっぱい必要なんで。笑。

---女の子いっぱい集めて。なんなら俺の嫁まで動員されとる。笑。女の子も多いかもやけど、年配のカッコいい人達もいっぱい来そうすね。
久田 嫁さんスタッフやったね、ありがとうございます。年配も沢山来そうですね。高山の年配の方、カッコいい人多いで楽しみ。

---若い子のイベントより、上の人等のイベント、ディスコとかロックのとかの方が人集まっとるでなぁ。
久田 弾け方知ってる世代やで、基本の感覚が今とは違うかもしれんかな。純粋に遊んでくれそう。



---なんか食べますか。トロロのやつ美味かったすよ。
久田 じゃあそれとナモチャン炒め。カルビ。
ダイスケ ありがとうございます。

---スカパラ来ないんすか?てかこの話し出していいんすか?
久田 いいですよ。スカパラ来ないです。笑

---ビックアーティスト枠まだあります?
久田 最後の枠はダグ(DAG FORCE 飛騨高山出身)。メンバー確定出来て無いけど、一番上手くいけばケ◯ケ◯が来る。

---ケ◯ケ◯来るなら東海3県から目当てでお客さん来そう、、、
久田 数年前にお母さんは来てくれたから、、、どうでしょう?

---ダグもいい凱旋ライブになるんじゃ無いすか?
久田 そうそう。その分いい舞台作らないと。

---ダグはクルリで見たかな。その時はワタル(Yellow Bucks)が飛び入りしてカッコ良かった。岐阜市でやったグラゼロのリリパで見た時のダグはやばかった。
久田 クルリでやっとったね。俺もなんかやった気がする。その時初めてワタル見たんかな。高校生やったかな、、、若かったな。



旧太郎。になる前、太郎でダグとグラゼロのイクミと飲んだ時の写真出てきた。たまたま久田君も後ろ姿が写ってる。笑




---舞台といえば、、、会場は今回は石田君?
久田 そう。バチバチなの作ってくれます。
ダイスケ こないだ石田君のやってるブロウ(美容室)行ったけど、石田君「大変なんやって」って言っとったよ。
久田 石田君、材料置くための倉庫借りたって。笑。頼りになります。

---県外からも結構来そう?
久田 ブレスの平野さん繋がりから、京都の人が結構来てくれるし、俺の昔の知り合いも結構来てくれる。チケット販売のイープラスからも来てくれると思う。

---ストリート発信のイベントでは集客面では過去最高じゃないすか?多分。お客さんの流れも変わりそう。
久田 集客はそうかもしれん。流れはどうやろうね、、、。でも、高山の街で起こっている事に気付く人は現れるかもしれん、、、こういうこともやってんだなって。俺らはお客さん多くても少なくてもこういう事ずっとやってきてる。でもそれを知らない人が沢山いて。今回のイベントで今まで来た事ない人もこういう事やってんだなって。

---なんか音楽は若い子がやるもんだ、とか、そういう固定観念に縛られてすぎてる気がしてて。ジャズフェスでカッコいい年配の人たちまで巻き込めれば面白いものになってくんじゃないかなと。
久田 ですね。日下部民芸館でやった時も、結構年齢層高くて。50〜60代の女性が着物着て来てくれたり。その心意気が素敵だなと思ったり。ジャズフェスにもそういう人が来てくれたら高山人として、「高山カッコいいでしょ」みたいな。

---ダグのファンなんかも、そういう格好いい年配の方見たら刺さるかもしれんすね。
久田 そうやな。しかもそれは逆の立場からも言えて。ダグの音楽って、実は40〜50代のフォーク世代に刺さる音楽やと思う。激しい世代のフォーク。ダグを見た事ない人もこのイベントで知ってくれるから、、、そういうのにも期待したいすね。竹原ピストルが紅白出る時代なんやで、これをきっかけにフォークじゃないけど、ウィークスの前田とか、タイゾウさんとかの音楽も聞いてってもらえたらなって思う。

---今、高山の音楽シーンってなんていうか、、、夜24:00以降できなくなったり。店もね。そんな中でも主催者はフライヤー作って、配って、SNS使ったり、真面目にやってるけど、今は人が集まりにくいから、、、。今回のジャズフェスでなんていうかこう、新しい考え方みたいなのが芽吹いたらもっと面白くなりそう。
久田 京都で音楽やってたとき思ったんやけど、誰かが考えたフォーマットを使ってやるのが最短距離だから、みんな真似してそうする。そうすると、だんだん面白く無くなってくる。お客さんも一緒、演者も一緒になっちゃう。それは東京、大阪、名古屋、どこでも一緒だと思う。そうじゃない、自分の持ってる価値というか、例えばDJだったら音楽に詳しいのを生かして、カフェのBGMを一日やるとか、、、。自分の価値を生かしながら、自分と違うテリトリーで自分達の間口を広げる様なアプローチしたらどうかな。
---結婚式でやるとか?
久田 そうそう。頼まれたからやるんじゃなくて、こっちから行くみたいな。高山の良いところは例えば飲食店の人に「DJやらして下さい。」って言ったらすぐ了承してくれる緩さがある。都会だと話し聞いてもらうだけでも中々難しい。高山だったら話しは聞いてくれる。



久田 俺、実は、あんまりお金もらってライブやりたくないんです。っていうのも、海外へ行くと、チケットに10ドル、、、1000円払うと、とんでもない奴のライブが観れる。それ知っちゃったから、高山で自分が出るイベントの時はそれと同等、もしくは超えるつもりでやってる。できるかどうかは別として、気持ちはそういう感じでやってる。
---俺なんかチケット500円のイベントやって「金返せー!」って言われたことあるよ。笑。それをいうと、ヒダジャズ、相当いいもん見せんといかんすね。
久田 そりゃそうよ。相当いいもん見せんといかん。1日イベント来てもらって、今日はいい日だったなって思ってもらわんと。
---これ、ヒダジャズと同じ事を東京でやろうと思うと、どうすか、10000〜15000円位じゃないすか?高山だとそれが5〜6000円で楽しめる。そういうのも含めて、多分このイベント、なんかの引き金になる気がする。このご時世、音楽で、っていう。流行りとかでもないジャンルで、、、飛騨高山で。他の人、若い子たちもそれ観てスゲーなって刺激になれば、、、
久田 いや、なんかおっさんがダセー事やっとんなって感じでいい。若い子がおっさん見てスゲーって思ったら終わりじゃない?
---たしかにそうかも。




---最後、なんか言っておく事あるすか?集客とか、次回に向けてとか。
久田 集客面は全然足りてないけど、、、地元の人だけで600以上やで、すでにやったった感でちゃうかもやけど、やりたい事は派手な事をしたいわけでもなく、、、。そもそも高山の街の規模でこういうイベントがないのが不自然だと思うし。誰かが後に続くと言うよりは、40歳のおっさんがなんかやっとるぞ、と。俺ならもっとこうやるのにっていうのが他でも起こってこればいいな。

---いいですね。あとは、、、来年はスカパラ見たいです。あと、タモリ。
久田 タモリに話し戻っちゃった。笑

---笑。前のジャズフェスの写真、募集しましょう。久田屋に持っていけばいいですか?
久田 そうですね。来年はその写真を交渉材料にして、タモリに送りますか。

---タモリ来たらヤバイすね。トランペットめちゃくちゃ上手いすもんね。タモリこのインタビュー見るかな?タモリさんに届く様にするにはどうしようかな?
久田 さん付けしだした。笑。いや、見んでしょ。笑。

---今年はジャブ程度に届いたらいい。来年はスカパラ来る、タモリさんも来る。
久田 つのだ☆ヒロさんも来る。笑。でも、CD売れなくなったりの影響で昔だったらあり得ないビックアーティストも呼べる時代だから、可能性はゼロではない。

---俺ジャズ知らないんですけど、今年のメンツもあり得ないメンツみたいですね。
久田 あり得ないメンツです。詳しくはHP見て欲しいです。

---飛騨の里っていう会場も凄いし、店もいっぱい出るし。まだ迷っている人は、後悔しない様に、行きましょう。俺は警備スタッフで行こうかな。笑
久田 イサムは子供の面倒見ないかんのじゃない?
---音楽イベント何回か連れてったけど、俺より踊るし楽しむんで、行くなら連れて行きます。
久田 せっかくこんなチャランポランな親父持ったんだから、チャランポランな経験いっぱい積ませんと。
---チャランポラン言うな。笑。
ダイスケ チャランポランでもいい。ミツヲ。
---ミツヲ。笑。綺麗に締まったところで終わりたいと思います。あとちょっとで本番なんで、久田君、頑張ってください。ありがとうございました。
久田 ありがとうございました。





後記

---久田君、インタビュー2回目ですけどどうでした?
久田 俺、実はイサムのインタビュー、結構ちゃんと読んでる。で、まとまって無い長いやつが好き。臨場感があって。
---ありがとうございます。他にもそう言う声聞いてて。色んな人に見てもらいたくてちゃんとしたやつ目指そうとしたんやけど、ちゃんとしてないしな、俺。って最近思ってたんで。笑。今回から元に戻します。ちゃんとしてない長いやつの方が届く人には届くかなって。


追記
※グラウンド ゼロも出演決定しました。


  

山に生きる#01 MRKZ スノーボードフォトグラファー、林業

「アソビト」新企画、山に生きる#01



山で過ごす「アソビト」達に、山で囲まれた飛騨の生き方を教えてもらおうって企画です。

シーズンを通して山で過ごすって、特殊な生き方だとは思うけど、こういう生き方って僕らにも響くんじゃ無いかな、なんて思ってます。

そんな彼(達)の生き方から生きるって事を考えるみたいな。



一人目はmrkz氏。通称マル君。

本名:丸山和幸
肩書:GREEN ROOM RAMBER代表
職業: 林業、カメラマン、スノーボーダー
冬はスノーボードにどっぷり浸かり、冬滑る為に夏場は林業を営む。



まずはスノーボードカメラマンでもあるmrkz氏の撮影した写真を見て下さい。





























こちらはmrkzのライディング写真 f/s360 Indy









で、前に紹介したUNFUDGE®︎のカタログ。撮影はmrkz。ライダーはMO。













どれも格好良すぎじゃねーか。なんてこったい。

こんな感じに冬はガッツリ山でスノーボード滑ったり、スノーボードの写真撮ったりしてるそうです。



スノーボードは何となくわかるけど、林業ってどんな事すんの?危ないって聞くけどどうなの?

見ればわかるか。って思ったんで一緒に山に入ってどんな仕事してるのか動画を撮ってきました。

最初から最後まで熊に会わないかビビってます。笑。そして、途中獣がでて本気でビビってます。笑。

長めの動画なので、興味ある方はfi-wi環境でどうぞ。







インタビューも以下に

---いつも一人でやっているんですか?
mrkz(以下マル) いつもは同じ様にスノーボードをメインでやってるMO(UNFUDGE®︎)、最近自分の店を出したダイスケ(居酒屋旧太郎。オーナー)とやってます。彼らも見えない所で命がけの仕事してる。

---林業って危ないですよね?なぜ林業に?
マル スノーボードが滑りたくて、冬滑れる仕事って事で林業始めたって感じ。

---具体的に危なかった事とかありますか?
マル 豪雪の時に山入ってて、帰り道で雪崩に巻き込まれて車埋まっちゃって。そこからなんとか歩いて帰ってとか。蜂、熊、猿。ホント怖い。

---動画の中で出てきたカモシカ。山で会うのはめっちゃ怖かった。危ない分稼げますか?
マル 稼ごうと思えば稼げる。冬もずっと仕事すれば。冬はスノーボードしたいから俺のとこはぶっちゃけギリギリです。

---林業ってカッコいいですよね。
マル カッコいいと思う。皆んなカッコつけてやればいいのに。お金稼ぐつもりで入って来る若い子はすぐ辞めちゃう。お金で測れないものを目指さないと林業はキツイかも。

---スノーボードに林業。マル君って山が好きなんじゃないんですか?
マル そうかも。林業って危険に見合って無かったりする部分もあるけど、その中でも山のいいところ見つけようとしたり。切った木で製材してテーブル作ったりして遊んだり。ウッドキャンドル作ったり。

---そういうのいいですね。
マル ウッドキャンドルなんかも、お金儲けとは違うけど東京のアウトドアショップに持っていったりしてる。売れんけど。笑。こういったアイテム売ったり、山を知ってもらう様な動きもしていきたい。

---今後どう生きていきたいですか?
マル ずっと横ノリしていきたい。今まで一緒に滑って来た仲間とセッション(滑ったり、写真撮ったり)して、これまで通り滑っていきたい。

---林業はどうですか?
マル あくまでも軸足はスノーボード。スノーボードで得たクリエイティブな発想を、林業という自分が生きていく為のフィールドでも活かしながらやっていきたい。

---このインタビューを呼んで、林業に興味があるっていう人はまる君に連絡すればいいですか?
マル はい。こき使ってあげます。笑。皆んなこれ見て林業っていうか、山に興味を持って欲しいですね。高い山に登って周り見渡すと山しかない。僕らはそこにお邪魔させてもらってる。街で生きるだけじゃない、生きるって意味が山にはあると思うので。確かに山は危ないけど、あえてそこに立ち向かう時に、生きている感じがする。

---深いです。今日はありがとうございました。マル君の撮った写真をプログで紹介していいですか?
マル ありがとうございました。是非お願いします。





後記

なんでこの企画をやろうと思ったかと言うと、3月に横須賀行った時に、海もいいけど自分らの住んでる山もカッコいいなと思ったからです。

山に生きているカッコいい人を「アソビト」で紹介して、山の格好良さを皆んなに知ってもらいたいな、と。

だから今回は遊びだけにクローズアップしずに、仕事も遊びも山で両方楽しんでる人をチョイスして紹介していきます。3人位を予定してます。




次は山に生きている今話題のあの人です。

正直、取材行くのが怖いです。笑。今回出たようなヤツを素手でグイー、ってやるらしいです。正気か。笑



次回もビビります。

そしゃ、また








  

今月のOLLIE 見た?! DJ NINA!!

今回は飛騨出身、現在は東京で活躍中のDJ NINAのインタビュー。
以下要チェックでオネシャス!


---ここ最近、オーリー(ストリート系の有名な雑誌)2〜3回載ってない?
NINA そうですね。次も決まってて、私の主催してるパーティーを2ページくらい(※1)で特集組んでくれる。

---おぉ、やばい。あ、自己紹介をお願いします。
NINA DJ NINAです。

---年齢は?
NINA 23になります。

---高校卒業してすぐ東京へ?
NINA そうですね。5年目になります。

---東京行ってDJするのにツテみたいなのはあった?
NINA まったくなかったんですけど、東京行って2日目位にDAG FORCE(※2)さんから「イベントあるから遊びにこれば?」って、そこで年上の方と繋がったり。その後は東京の音楽シーンの事わからないから、誘われたイベントはとりあえず全部出るって感じで出てたら、1ヶ月に15日間、、、月の半分DJするみたいになってて。笑。一年経ったら凄い数になってた。音楽シーンもどんな感じか分かってきたから、3年目からは徐々に本数減らして、自分の出たいパーティーに絞ってたら今の感じに繋がっていきました。



---今の感じって言うと、NINAのインスタにあげてたTWS(TWICE SISTERS)?
NINA はい。TWS、TWICE SISTERSって言う女の子のクリエイターチームです。ダンスボーカルユニットじゃない所を狙ってます。

---どこか音楽レーベルとか所属してる?
NINA 所属はしてないんですけど、主に〇〇〇〇がサポートしてくれてます。

---TWS、上がっていきそうな感じがする。
NINA 上がらないと困ります。笑

---クリエイターチーム。メンバー構成は?
NINA シンガーが3人います。DJ、ビートメイカー、ダンサー。みんな踊れるんですけど、、、エクザイルのバックダンサーやってる子もいます。プロデューサー、モデル、デザイナー、ビデオディレクター、、、。作曲もみんなできます。

---多才や。で、今回一曲作って出したと。
NINA 2年前くらいから色々動いてて、リリースできました。まだまだ表現したい事が沢山あるのでこれがらバンバンリリースしていきたいです!






---今、仕事はプロのDJ的な感じ?
NINA いや、全然です。笑。今はDJの他にもビート作ったりしてる方が楽しい。DJとしてのギャラ出るやつは1カ月2〜3本しかしてないです。今はTWSのビート作ったり、友達のラッパーに「良いのできたから使って」みたいに渡したり。そっちが楽しい。

---なんか、(高校生のときのNINAと)変わらずって感じ。
NINA 本当ですか。笑

---こっちに居た時の延長でそのまま東京でやってるような。
NINA 私はラッキーだったと思う。飛騨で一緒に遊んでたワタル(¥ellow bucks)(※3)とかハジメみたいな子と東京でも知り合えて。同じノリでDJできてます。笑

---ところで、いつからDJやってるの?
NINA 高校1年の夏からです。

---なんでDJ始めたの?
NINA 結構前の話になるんですけど、小さい時陸上やってて、、、将来の夢とかを書く授業があって。みんなはサッカー選手とか、そういうの書いてて。自分はそこになんて書こう?ってその小6とか中1とかの時になぜかクラブシーンに興味があって。DJって格好良さそうだからとりあえずDJって書いておこう。って。笑。でそれを周りの友達にも話してたら、高校生上がった時に先輩から誘われて、、、今に繋がってます。

---高校生の時からクラブ行ってた?
NINA 言って良いかわからないですけど、めちゃめちゃ行ってました。毎週。笑。中学の時から夢だったんです。クラブに行くって事が。中学の時からから服屋とかに置いてあるフライヤー集めてて、部屋の壁にめっちゃ貼ってあります。今でも自分の部屋に若い時のイクミさんとハイキングさんの写真があるっていう。笑。

---笑。親は怒らなかった?
NINA 怒られるから、最初は内緒で行ってました。そのうち親も言っても私が聞かないから諦めて。笑

---今はなんて言ってる?
NINA 今は雑誌に出た時に持っていったりして、「良いものですよ」ってアピールしてます。笑

---喜んでくれそう。雑誌の反響はあるの?オーリ以外には他も出た?
NINA 他はナイロンとか出さして頂いて、411とかは何回か。オーリーは、ストリート見て「この子達良いな」ってピックアップしている人と仲良くなって。

---オーリーは先月いきなり1ページ載っててびっくりした。写真とったもん。笑。
NINA ありがとうございます。めっちゃ嬉しい。笑。しかも隣が大好きなバンドのWONKのボーカルの人で(テンション)上がりました。次の特集も楽しみです。



---高校生で学生イベントやって結構人集めてて。で、卒業して東京でもNINA主催のイベントやって。何というか、順調というか。
NINA 順調ですね。楽しいですし。

---オーリーには飛騨出身って書いてあったけど、飛騨出身は売りになる?
NINA うーん、、、レゲエの現場いくとめっちゃ良くしてもらえますね。グラゼロさん(※4)のお陰です。ダンサーのAMIさん(※5)も、DKさんも良く名前が出ますね。レゲエ強いですね。ヒップホップならDAG FORCEさんが名前出ます。

---こっちのアーティストと絡んだりする?
NINA 一回ラウドシティーってイベントにワタル(¥elbow bucks)に出てもらいました。本当はもっと早く高山でお世話になった人呼びたかったんですけど、東京での場所作りに思った以上の時間がかかっちゃって。ホーム作るのに3年かかったかな。で、やっと呼べたイベントに東京在住の飛騨の子も結構来てくれて。そこからまた繋がり増えたり。呼べてよかった。







---将来の目標はある?
NINA 将来ですか、、、私、琴もやってるんでおばあちゃんになったら琴の先生になりたい。あとは、、、ジブリのサントラ作ってみたいっていうのは、あります。

---おばあちゃんでDJもありじゃない?
NINA 笑。私のDJのスタイルは最新の流行りの曲をかけるっていうよりも、こんなのもあるよっていう選曲をしてるんです。でもそういう選曲でずっとやり続けると、凄い変にマニアックなDJになりそうで。笑。

---今後も、順調にこのままいきそうな感じ?
NINA そうですね。でも私、基本的に気分屋なんで、ラフな感じでやっていきます。あ、今度沖縄でイベントやるんですけど、それも凄い楽しみで。沖縄のヒップホップシーンってかなり盛り上がってて、しかもみんな格好良い。みんなピースな感じで。そんな感じです。

---沖縄いいなぁ。なんか最後言いたいことは?
NINA んー、なんでしょうね、思いついたらすぐに行動した方がいいと思います。DJ始めた時、なにもわからないけど、やってた。早く動いたもん勝ちだと思う。音楽でも鮮度ってあるし。思いついたらやる。人それぞれだと思うけど、私はそうしてます。

---東京行ってすぐ、月15本出演って、まさにそう。行動あるのみ。
NINA はい。お陰で学校全然行ってなかったですけど。笑

---笑。良い子は真似しないで下さいって書かないと。笑。今日はありがとうございました。東京でも頑張って、いつか飛騨にTWS連れてきて下さい。
NINA はい。笑。ありがとうございました。


※1 今回のインタビューはオーリー掲載前に収録。実際は4ページにわたる特集でした。すごい!
※2 高山市出身のミュージシャン。現在はNYと東京を拠点に活動中。
※3 ¥ellow Bucks 高山市在住のラッパー。詳しくはこちら
※4 グラウンド ゼロ 飛騨在住のレゲエアーティスト。詳しくはこちら
※5 DANCE HALL GIRL AMI 高山市在住のレゲエダンサー。詳しくはこちら



初めてNINAと話したのは、NINAが高校3年生の時かな、「なんか芯のある子やな」って印象だった気がする。
東京行ってるのは知ってたけど、最近雑誌の中でちょくちょく見るようになって「これはインタビューしんと。」って事で、今回飛騨在住じゃないけど出てもらいました。
月並みな言い方しか出来んけど、一言「すげーな」って思う。
このまま順調に頑張って下さーい!!


って事で、次回はガラッと変わって、山に囲まれた飛騨での生き方、遊び方にフォーカスした記事書いてます。その名も「山に生きる。」まんまです。笑。一人目は冬はスノーボードカメラマンで夏は林業をやっているmrkz氏。
長ぇ動画も作りましたので、お付き合いオナシャス!

そしゃ また!


  

飛騨高山、Jazz にくらう

ヒダ・タカヤマ 遊びで人を繋ぐ「アソビト」

最近密かに盛り上がりを見せ、ビッグアーティストもちょくちょく来ている飛騨高山のジャズシーン。その仕掛け人の一人で、今春行われる飛騨高山ジャズフェスティバル実行委員会の久田君に、飛騨高山ジャズフェスティバルについて話を聞いてきました。




「アソビト」飛騨高山ジャズフェスティバル、日時会場を教えて下さい。

久田 2018年5月26日(土)、会場は飛騨の里です。ステージは、野外ステージ、神社の催事場のような半野外、古民家の中、もう一つ屋内の全4ステージです。雨天決行。時間は14:00~2:00となっています。0:00~最後は出演アーティストも一緒にお酒飲んでジャムセッションとか始まったらいいな、なんて思っています。

ア 出演アーティストは?
久田 確定で11組(2/20現在)。1つのアーティストに出来れば75分~90分やって欲しいと思っています。そうしたら、転換やリハ等の兼ね合いで4ステージになっちゃたって面もあります。笑。

ア 飲食ブース等はありますか?
久田 15店舗くらいの予定をしています。

ア ステージが4つ、PA(音響)も4つ、出店が15以上、、、大きなイベントですね。
久田 富山、名古屋、高山のPAさんにやってもらいます。なんか結構色んなことになってますよ。笑。実行委員会の中で役割を決めて分担して進めています。僕はブッキングなんかも担当しているんですけど、アーティストさん側からの問い合わせもあったり、プロモーターさんから問い合わせが来たり、結構色んなことになってます。笑。

ア 大変そうですね。運営はどんな感じで行うんですか?

久田 実行委員会は五人。僕と同じように今まで高山でジャズのライブやイベントを企画してきたメンバーが中心です。そして実際に動いてくれるスタッフは30名以上。いつも一緒に遊んでいる仲間や先輩、後輩など、世代やジャンルを超えて色んな人が協力してくれています。僕の中では今までの繋がりが集結しているように感じられて、グッと来ています。少年マンガのクライマックスの様な。笑。

ア 熱い感じですね。好きです、そういうの。会場が飛騨の里っていうのは何か狙いがあるのですか?

久田 ジャズのフェスティバルって、遺跡・遺産でやる事が結構あって。コロッセオとか。音とシチュエーションとで決めていくというか。飛騨の里はライトアップも含め完成度が高い。飛騨高山の名所でジャズをするっていうのも見どころの一つです。

ア イベントをやるにあたって、なにか目指す所はありますか?
久田 スイス・モントルージャズフェスティバルという世界一のジャズフェスティバはご存知でしょうか?ディープパープルのスモーク オン ザ ウォーターの曲の元になったイベントなのですが、人口2万人の町にジャズ好きが30万人集まるんです。町役場のおじさんが「ジャズが好きだから」といった理由で一人で始めた祭りが、50年続き、国を代表する祭りへと育ちました。
僕たちの町、飛騨高山も、昔は観光地では無かった。その当時の僕らの祖父世代が、「この街並みが好きだから」というような理由で、観光地にしようとかじゃなく、この街並みを残してくれた。その後、飛騨高山も観光地に育ち、いつかは僕たちの世代にバトンが渡ってくる。その時僕たちの世代に何ができるのか?このままでいいのか?と考えた時、商売とか観光地とかでは無く、「好きだから」という理由で、何かが出来ると思ったんです。
僕はたまたまジャズが好きで、来た話を断らない様に動いていたら、こうなってた。みんなが好きな事をやって、カッコいい事したらいいと思う。それが他の人なら、イナズマキャンプだったり、グラゼロの動きだったり、氷菓のイベントなんかもすごいと思うし。好きだからっていうのが街造りにも繋がっていったらいいと思います。








実行委員会久田君 経歴


飛騨高山生まれ。ギタリスト。久田屋勤務。

10代 真面目な青年時代を飛騨にて過ごす。

20代 京都の大学生時代にパンク、ハードコア、スカ等を経て、その時たまたま先輩から借りたスイス・モントルジャズフェスティバルの映像を見てJAZZに喰らわされる。その後ボストンのバークリー音大に短期留学。本場で見たJAZZプレーヤーの騒ぐ、飲む、暴れる、女遊びでライブをキャンセルする、などの生き様にも喰らわされる。帰国後、インディーズバンドのサポート、レコーディング等、音楽に携わる経験を積みながら色々な経験を積む。

30代 ジャズにハマるきっかけとなったのスイス・モントルージャズフェスティバルに2週間見に行き、世界一の空気を経験する。人口2万人の町にジャズ愛好家が30万人押し寄せる光景を見て、三度ジャズに喰らわされる。その後、飛騨に戻り、実家の久田屋に勤務する傍ら、久田屋や地元ライブハウス、日下部民芸館等にてジャズのライブを企画・運営する。

そして来年、40代に差し掛かり、自ら動き、自身が喰らったジャズを、飛騨高山で再現する立場となる。

飛騨高山ジャズフェスティバル 公式ホームページhttp://www.hidatakayama-jazz.com/

飛騨高山ジャズフェスティバル 公式インスタグラムhttps://www.instagram.com/hidajazz/

PV動画
https://youtu.be/-tSb5Qx-nj0



また追加アーティストとか新しい情報出たら記事書きまーす!










  

¥ellow Way

ヒダ・タカヤマ 遊びで人を繋ぐ「アソビト」



今回は以前インタビューした¥ellow bucksが新しいPVを使ったのでご紹介。





SNSの浸透とアプリの進化で誰でも簡単にPVを作れる様になった現代。

同じ様な事をしてもつまらない、と、単身NYへ渡って制作された今作。

レコーディングは前作に引き続きBecame A Star NYC。FilmはDX FILMS。
ビートは同じ東海エリアのDJ JUNN。

¥ellow Wayに出てくるリリックI'm on myway to the heaven.
¥ellow Bucksの天国はマイクの前にある。

さぁ、目に見える景色変えろ、上行く道を魅せろ、¥ellow Way。







  
タグ :¥ellow Bucks

インタビュー 「太田 ヨッシー 宜孝!」

ヒダ・タカヤマ 遊びで人を繋ぐ「アソビト」

今回は今までで一番のビッグネーム、プロスノーボーダーの太田 ヨッシー 宜孝のインタビューです。

35才以上のスノーボーダーで知らない人はいないであろう、独特のフロウな滑りをする超かっこいいスノーボーダーです。

そのヨッシーさんが飛騨高山でブランドを立ち上げるという噂を聞きつけて、詳しく根掘り葉堀り聞いてきました。

スノーボーダー、外で遊ぶのが好きな人、ぜひ見てください。

あと、「好きな事して飯を食う」のが目標の人もぜひ見てください。

それでは インタビュースタート!







アソビト 自己紹介お願い致します。

太田宜孝(おおたよしたか、以下ヨッシー) 自己紹介、、太田宜孝、、、普段自己紹介とかした事ないから、、、

アソビト 笑。肩書きはなんですか?

ヨッシー 肩書きは株式会社太田商会 代表取締役です。

アソビト もともとは京都の出身ですよね?

ヨッシー そうです。大阪の履正社という高校に剣道の推薦で入って、その入学する前の冬に、スノーボード初めてやったんですよね。それが面白くて、これやりたいって思って。入学してすぐに学校やめて、冬までバイトして。その冬に数河高原にインストラクターで籠ったんです。それが15才の時です。

アソビト 高一でドロップアウトして、15才で雪山にドロップインしたんですね。スノーボード歴、長いですね。
太田宜考

ヨッシー 30年近くになります。

アソビト スノーボード創世記ですよね?ビンディングのビス自分で穴あけて、、、

ヨッシー そうそう。まだスノーボードがゲレンデで嫌がられていた時代。

アソビト ドラム缶当て込んだり、、、

ヨッシー 車当て込んだり。笑

アソビト 16才からガチでスノーボード初めて、プロに上がったのはいつぐらいなんですか?

ヨッシー 22才から金銭契約をして23才の頃からスノーボード1本で生活していました。プロ資格を取ったのは25才の頃ですね。

アソビト 資格じゃない、本当のプロですね。そこからスノーボード一本で今まで生活してきたと、、、。出来るんですね、そういう生き方。

ヨッシー 思い通りに滑ることが目標でした。ただ、もう晩年になってくるとそれだけじゃ駄目なので、色々やりましたね。今はもうプロかって言われるとそうじゃない。シニアプロです。

アソビト プロというより、社長。
太田宜考

ヨッシー 社長。笑。僕初めての就職がここなんですよ。これまではプロ契約でしたから。

アソビト あ、そうか。今までのプロのスノーボーダーは自営業って事ですね?

ヨッシー そう。自営業。で、初入社が自分の会社。笑

アソビト スゲェ。笑

ヨッシー 42才で。だから僕、新入社員なんです。笑

アソビト どうですか?社会人は。

ヨッシー 現役の頃のように危険な事をしてすぐに命を落とす可能性を感じながらではないですが、持っている全てを使う点では同じです。いや、持っている以上ですね。

アソビト その会社の拠点が高山な訳で。20代前半のコメカミチョッパーズ(飛騨の伝説のスノーボードチーム)の時は高山にいたと思うんですけど、その後何処か行かれたんですよね?

ヨッシー 一つの場所で滑るだけでは上手くなる限界があるし、活躍の場であるメディアも来ない。だから一番チャンスのある場所へ出ました。22才ぐらいまではウエチャン(コメカミチョッパーズ、RIDE)とかと高山で滑ってました。で、その後、拠点は京都で、って言っても一年のうち3ヶ月くらいしかオフが無いんですけど。そこから世界中色んなところに滑りに行っていました。

アソビト で、最終的に高山へ戻ってきた。なんで京都ではなく高山なんですか?

ヨッシー 30年近く進んできたキャリアのルーツが飛騨高山です。そして作っていく製品がファッションではなく実用品だからです。京都や東京を拠点とするより飛騨高山で仲間と共に大きな目標へ向かって進む事が重要だと思いました。

アソビト なるほど。この会社で作っている物「UNFUDGE(アンファッジ)」ってどんなブランドなんですか?

ヨッシー UNFUDGE®️ OUTERWEAR(アンファッジアウターウェア)っていうのは、7年位前からやってます。去年独立したんで、これから出てくるアイテムは高山で企画して、高山でテストして作る、高山発信のブランドになります。

アソビト ライダーは?

ヨッシー UNFUDGE®️ OUTERWEARの方は、高山だと僕とMOちゃんと、ヒロキ、ヒノ。うちはライダーって言わずにスタッフ、、、フィールドスタッフとかプロスタッフって言うんです。ライダーだとバイク乗ってるみたいで。笑。で、これとは違うUN®️(ユーエヌ)っていう新しく作ってる方のブランドのプロスタッフには布施忠、藤田一茂、堀井優作、石川敦士、鎌田潤、、、などです。詳しくはこちらで見ていただけます。

アソビト UN®️、そうそうたるメンバーすね。UNFUDGE®️ OUTERWEARとは別なんですか?

ヨッシー 別です。UNFUDGE®️ OUTERWEARはスノーボーダーに向けたブランドです。UN®️は高山から発信するアウトドアブランドを目指します。

アソビト UNって、UNFUDGEの略だと思ってました。

ヨッシー これからはUNFUDGE/UNと変わります。両方とも物はめっちゃ良いです。スタッフも全国の凄い奴らがいて、その子達でもヘビーに使えるような。まだ公表できないですけど(インタビューは7月末)、10月には1発目の広告が出ます。

アソビト 経費、投資も結構かかりそうですね。お金かかりそう、、、

ヨッシー そうですね、その部分は必要です。2〜3年でどうこうじゃなく、10年、20年、30年、40年、50年、、、飛騨高山から生まれてくるものを、大きなブランドと同じように作りあげようって、やってます。ゆくゆくはアウトドアのアイテム全般出していきたい。

アソビト とりあえずの展開としてはアパレルから入って。キャンプの物とかも出るんですか?

ヨッシー ゆくゆくは出したい。今考えているのは山で使える物、川で使える物、湖で使える物。山登り、スキー、スノーボード、釣り、ゴルフ、ボルタリングとか。飛騨高山で使える色んな物出していきたい。

アソビト おぉ、、、お金かかりそうですね、、、、

ヨッシー その部分は必要です。笑。

アソビト 遊びに関係する物全般ですね。事務所入った時、釣り竿とかゴルフ道具とかが見えたので、スノーボードだけじゃ無いんだって思って。つーかスノーボード置いて無いぞ、と。笑

ヨッシー ちゃんと下の部屋に置いてあります。笑。まず、僕達が遊んでその遊びを知らないと提案も企画もできない。本当に使える道具を作る訳ですから、ちょっとやるだけでは何もわからないんです。僕じゃなくても仲間が必要だとなれば話し合い、いいものが出来上がれば製品になる。この一連の仕事がほぼ飛騨高山で行われます。胸を張って遊ぶ仕事です。

アソビト 狙っている客層はあるんですか?

ヨッシー 年齢も絞って無いし、コアな人からライトな人まで幅広く。スタッフは全員その道のコアですけどね。とにかく盛り上げたいですね。若い時みたいにキャッキャ言って遊びたい。

アソビト 時代なのか、僕らが年を取ったから見えて無いのか、そうやって遊んでいる若い子っているのかなって思います。

ヨッシー いると思う。うちのスタッフの一茂(藤田一茂、genten)なんかは熱いっすよ。

アソビト 流葉バンクドスラローム早かった人ですよね。会ってみたいです。高山のスノーボーダーはコアな人多いですよね。

ヨッシー 多いですね。高山の人は高山で始まり、高山で続く。これは熟成された文化です。、それだけ充実した街だと思う。山も、日常も。凄いカッコ良いと思う。

アソビト 今シーズンは高山で何かイベントとかはしますか?

ヨッシー 今シーズンはレッスンをします。昨シーズンは出来なかったんで、今シーズンは出来れば何回かやりたい。多分アルコピアかな。

アソビト 今年は何というか、、、高山にも新しい風というか、何か始まれば面白いですね。

ヨッシー そうですね。飛騨高山からブランドを発信していくので、飛騨高山の人達にまず使っていただきたいです。僕らのフィールドから、全国、世界に向けて発信していくブランドって、飛騨高山では初めてじゃないでしょうか?応援していただけるよう邁進します。

アソビト 市役所とかも絡めて、、、

ヨッシー そうですね、そのように進めていけたら嬉しいです。

アソビト ヨッシーさんの考えや目標って、面白しろそうですよね。僕以外でも誰か「面白しろそーだな」って思った人が応援する手段て何かありますか?

ヨッシー 買って頂ければ。笑

アソビト じゃあ、買います。笑。パイルドライバーとかで買えますか?

ヨッシー もちろん購入していただけます。

アソビト デザインも全部自分でやってるんですか?

ヨッシー デザインは全て、そのほかの仕事ももちろん僕がやっています。僕ができない仕事は仲間に頼らせてもらってます。

アソビト あぁ、それで海外行ってたんですね。それはもう、忙しいですね、、、

ヨッシー 一言でブランドをしていると言っても様々な仕事が沢山ありますし、四六時中頭の中はいっぱいです。でもなにより僕のやりたい事なので問題ありません。

アソビト オフが無いってやつですね。

ヨッシー 9月10月になってくると、、、ゴルフも行きたいけど、クラブ磨くしか出来ない。笑

アソビト 無駄にピカピカになるっていう。笑。では、何か他に言いたい事、伝えたい事ってありますか?

ヨッシー 言いたい事、、、さしでがましいというか。言いたい事、あるんですけど、言わない。僕は生まれは京都ですが、15才の頃から通い住み続けたここ飛騨高山は第二の故郷です。自分では高山人だと思ってるんですけど、そこはちょっと違うんだよって自分に言い聞かせています。調子乗ってんなよって言い聞かせてます。

アソビト 自分を戒めるというか。

ヨッシー 思ってる事はたくさんあるんですけど、言わない。

アソビト 酔っ払っても言わない?

ヨッシー それがマルちゃん(m_r_k_zフォトグラファー)だったり、ヒノだったら言うかもしれない。笑

アソビト 笑。マルくんの林業なんかも、UNに上手い事絡んできそうですよね。

ヨッシー マルちゃんには写真ずっと撮ってもらってるし、これからも撮って欲しいと思うし。それに彼の仕事(普段は林業)してる時にも使える物も作りたいと思っています。

アソビト カッコ良いですよね、木こり。

ヨッシー カッコ良い。危険だし過酷だし、そういう仕事のユニフォームなんかもつくりたい。そういうのが増えてきたら嬉しいですね。

アソビト カッコ良い、使える作業服ってあんまり無いんで、あったら嬉しいですね。

ヨッシー きちんと機能を持った道具を作って行きたい。

アソビト 飛騨高山のそういう仕事とマッチしていくと面白そうですよね。新しいし、面白そう。凄く金かかりそうですけど。

ヨッシー その部分は必要です。笑

アソビト 笑。最初出ていくばっかですよね。ブランド確立するまでに時間がかかるし。寝る暇無いですね。

ヨッシー 寝てますよ。笑。寝るよりも、ちょっと早く起きて深谷ダムに釣り行ったり。おしっこしたくなって早くに起きたり。

アソビト 結構釣り好きも多いですよね。僕もフライだけ買って見たんですけど。釣れる気が全くしないですけど。笑

ヨッシー 仲間のさやかちゃん(岩本さやか、山岳ガイド)もルアーで結構釣ってるみたい。釣れた写真送ってくれたりしますが、ムーーーってなります。

アソビト 笑。そうか、服で色々繋がりますね。

ヨッシー 高山って土地柄、色んな事している人が多いですね。

アソビト 服だったら、その色んな事してる人が一直線で繋がれますね。

ヨッシー 例えばフリースだと、大手ブランドを着ている人達がほとんどですが、みなさんに弊社のブランドを着ていただきブランドを通して繋がれたら嬉しいですね。

アソビト 自分達で着て、一緒にブランド作りあげてる感じにもなるし、良いですよね。

ヨッシー 冬になれば山で会う、春になれば川で会う、夏になれば、、、。一年を通して一緒に作り上げていきたいですね。みなさんからいろんな意見も欲しいです。

アソビト なんか、今回のインタビューでイメージというか、やりたい事が伝わってきました。できる事もあるようなのでお手伝いさせて頂きます。まずはフリース買わせていただく方向で、、、笑

ヨッシー 笑。良いものですから。お高くもないので是非お願いします!

アソビト ユニクロよりは?

ヨッシー 僕たちは過酷な状況で使うことが前提なので高いです。笑。

アソビト 物を見るのが楽しみです。色んな人に知ってもらいたいですね。

ヨッシー スノーボード専門誌のDIGGIN' MAGAZINE 10月売り号から広告が始まります。Instagramでは@unfudge_officialで、facebookでも@unfudgeで情報発信します。もちろんプロスタッフたちも発信していきます。

アソビト スノーボーダーのビックネーム揃ってますよね。

ヨッシー FISHINGではROMANMADEの武山俊典、SURFではビッグウェーバーの金田輝士、ARTISTでは世界中で活躍する松山智一プロスタッフになります。楽しみにしてください。

アソビト 僕の頭の中ではマル君でイメージが再生されてます。秋に木を切った同じ場所で、冬スノーボードしてる。同じ服で。

ヨッシー カッコ良いですよね。その人それぞれの生活に馴染むような物です。そして、飛騨高山での遊びのようにタフな状況でも使えるっていう品質で作っています。

アソビト 服の本来あるべき姿ですよね。その土地の生活に根付いて、その土地で使えるっていう。

ヨッシー それが大切です。飛騨高山で問題なく使用できる製品はどこでも使用できます。僕はその製品を使い、いろんなフィールドで遊びます。仕事ですから。笑。

アソビト 笑。楽しみにしております。今日はありがとうございました。

ヨッシー ありがとうございました。








飛騨高山で、新しい何かが始まりそうなお話しでした。


実際に正面に座って話を聞いてわかったんですけど、さすがにプロのスポーツ選手だけあって、体が分厚い!

ゆったりと話しをされる方なんですけど、やっぱり熱量が違いますね。

命がけのスポーツやってればそりゃ人としての厚みもでるわなぁ、なんて思いました。

最後まで読んでくれたみなさん、まずはUNのフリースからチェックしてみてください。笑




という感じで、また何か面白い事みつけたら次の記事書きます!またお会いしましょう!